Nine Eleven - Sentinels CD

フランス・ル・マン/カーンのハードコア・バンドNine Elevenの2016年発表4thアルバム。バンド名の由来は1973年9月11日にチリの首都で発生し、多くの犠牲者を出した「チリ・クーデター」より。ex-Aussitôt Mort, Amanda Woodward, 現Burning Brightのメンバー加入を経て制作された本作では、叙情性溢れるハードコアから激情、クラスト、スラッジ、ドゥームといった音楽性を軸に、ストリングスなど新たなアイデアを積極的に取り入れ、ドラマ性の追求とスケールアップを図った怒りと悲しみに満ちた重厚なサウンドは、前作以上に壮絶な衝突を繰り広げている。保守的な社会と漸進的な視点を象徴する父と子の対話を用いて、父子が世界の二元性によって失われた、たったひとりの人間であることに導くポリティカルなテーマにも注目。前作に引き続きレコーディング・エンジニアにAmaury Sauvé (Birds In Row, The Rodeo Idiot Engine) を起用。

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再生した瞬間、ドス黒い意思の塊が轟音で流れ込む。
30分もすれば音は止まるが、身体に潜み、意思が引き摺り、余韻は冷たく深い。

Nine Eleven、そしてAntoine (ex-Aussitôt Mort)、衝撃をありがとう。

Kent (heaven in her arms)

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Tracklist:
1. Elysium
2. Guidecca
3. Purgatory
4. Apocalypse
5. The Final Circle

LISTEN > https://www.youtube.com/watch?v=nfNZqFj-qRw